明けましておめでとうございます。
LegalWin代表の橋本訓幸と申します。

LegalWinは２０２０年５月から有料サービスの提供を開始していますので、今年５月で丸４年を迎えることになります。

これまで大々的な営業、宣伝活動というものは行っておりませんが、おかげさまで右肩上がりで有料契約者数も増えています。決済システムが表示するデータによれば、全期間における解約率は０．８２％となっています。

LegalWinは、大規模事務所に営業をかけて、「上から」システムを導入してもらうというようなことをこれまで行っておりません。LegalWinに興味を持って、試用してみて、気に入っていただいた方が、有料登録をし、継続的に利用する。このような流れが上記の解約率の低さに表れているものと思っております。

サービス開始当初から考えていることですが、弁護士の業界はまだまだIT環境という面では遅れています。一般のビジネスの目線で見た場合には、必ずしも大きな市場ではないだけに、大きな資本が便利なサービスをどんどん開発するというような環境にはありません。それだけに、弁護士向けの便利なサービスは限られています。またその限られたサービスも、提供価格について一般のITサービスと比較した場合には、かなり高額になってしまっています。

弁護士の仕事、法律事務所の業務は、労働集約的な側面があります。事件管理も、紙とExcelでなんとかしているという方も多くいらっしゃることと思います。おそらく、「どの事件管理ツールを使っているか」というよりも、そもそも事件管理ツールを使っていない方の方が多いのではないかと思っています。
我々は、「紙とExcelで頑張ってなんとかするよりも、ツールに任せた方が楽ですよ」とお伝えしたいのです。サブスクリプションということで、継続的に費用がかかることに抵抗感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、「このくらいの価格であれば、毎日業務で使うことを考えたら、決して高くないと思いませんか」とお伝えしたい。
さらにいえば、一般的な事件管理のための機能ももちろん備えており、かつ、PDF化された記録を全文検索できるようにする機能も備えていながら月あたり５０００円を大きく下回る価格というのは、他にはないものと自負しています。このように同種サービスと比較して圧倒的に低価格で提供しているのは、多くの方に利用していただきたいという思いからです。

現状では、高度な情報処理を行う機能は限られていますが、AIの民主化がどんどん進んでいる状況ですので、積極的に機能開発を進めていきたいと思っています。単になんとなくAIと言いたいというような機能ではなく、弁護士の方が使って真に便利な機能が実現できるように、常にアンテナを張っていきたいと思います。
今年も利用者の皆様とともに成長していければと思っておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。