業務メモの運用例について
事件の進捗を記録する業務メモは、LegalWinによる事件管理の中核をなすものです。
使いこなすためのイメージを持っていただくため、また「こういう場合はどうすればいいんだろう」という疑問の解消のため、業務メモの機能ではなく運用方法の一例についてご紹介させていただきます。
(以下は、事務員が業務メモを作成する場合を想定していますが、弁護士の場合も基本的なところは変わりません。)
1 電話がかかってきた際に、電話に出た方には、「担当弁護士及び依頼者」を聞き取っていただきます。
(用件となっている事件の担当事務員がその事務所にいて電話に出られる場合)
2 当該事件の担当事務員に電話を代わります。
3 担当事務員は、基本的に左上の表示弁護士を変更しなくても自分が担当している事件が表示できる状態でいるはずなので、依頼者の頭文字(ア行など)から事件の画面を表示させて、目的の事件の詳細画面を開いていただき、やり取りを終えた後メモに記入していただきます(弁護士側で通知設定が行われていれば、同時にメールで報告が行われます。)。
(用件となっている事件の担当事務員ないしが不在の場合)
2 電話に出た方が、電話内容を聞き取りメモを残すことになります。
3 電話に出た方が、画面左上の表示弁護士を変更し、誰のどんな事件かすぐに分かりそうな場合は、当該事件の事件詳細ページを開きます(依頼者の頭文字からだったり、人物検索だったりで探すなど)。そうではなく、すぐには分からなそうな場合(まだ受任前などの場合も含みます。)は、あらかじめ事務所内で取り決めておいた「そういう場合用の事件」の事件詳細画面を開き、メモを残していただきます(例えば、メモ用の依頼者及び事件として「法律相談」という架空の依頼者を作成しておき、かつ「法律相談」という事件を作成して、担当事件が不明な場合はその事件のメモとして残していただきます。)。
また、そのような事件を開いている時間的余裕もないという場合は、画面上部のメニューに「すぐメモ」というものがあるので、それを開いてとりあえずメモを残しておき、電話を切った後そのメモを適宜必要な箇所に転記していただくということもあります。
LegalWinでは、導入後の運用についてのご質問、ご相談を承っていますので、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。