表計算ソフトでの事件管理と何が違いますか
法律事務所の中には、表計算ソフトを使って事件管理をしているというところもあったりします。
そのような事務所の方の場合、LegalWinを使って事件管理を行うと、何がどう違ってくるのかが気になると思われますので、以下ご紹介します。
複数人での同時編集が簡単にできます
表計算ソフトでは、通常、複数人で同時編集しようとすると、「編集のためにロックされています」と表示されてしまい、編集することができません(※なお設定をすれば全く編集できないわけではありません。)。
LegalWinは、表計算を行うためのソフトとは異なり、データベースソフトとしての機能を備えています。同一事件について同時に編集された場合なども、データベースソフト上で適切に処理され、当然に行うことができます。
無駄な作業を極力省き、一度入力した情報をフル活用できます
事件管理を進めていくにあたっては、情報の入力を日常的に行います。このように高い頻度で行う作業において、作業効率が悪いと、その影響はどんどん積み重なっていってしまいます。
LegalWinでは、目的とする事件へのアクセスや、電話メモの入力など、日々繰り返し行う作業を中心に、無駄な作業を極力排除して、作業効率の向上を測っています。
事件情報として入力された情報は、各種書面を作成するときに、自動的に転記されます。
またLegalWin上の情報は、依頼者及び事件を中心として一元的に管理することができます(業務メモ、やるべきこと、金銭出納帳、分割払いの管理等)。
どこにいても情報にアクセスすることができます
LegalWinは、クラウド型の事件管理サービスです。データは厳重なセキュリティのもと、クラウド上に保管されていますので、利用者は事務所からだけではなく、自宅、裁判所、出先などからも必要な情報にアクセスすることができます。
またそのように自分からアクセスしに行くことができるだけではなく、設定により、自分が関与する事件の業務メモが追加された場合に、メールで都度その内容が送られてくるようにすることもできます。
なお、このようにどこからでも情報にアクセスすることができる性質から、弁護団事件や共同受任の場合など、事務所をまたいで特定の事件について情報共有を行いたいという場合にも、共同作業を行うことができて便利です。
利益相反チェックが容易になります
事務所に所属する弁護士数が増えてくると、加速度的に利益相反の問題が生じやすくなる一方で、人力での確認の手間が増えていきます。
複数の弁護士が所属する事務所においては、何らかの形で利益相反の確認の仕組みを導入していると思われますが、面倒でいつの間にか行われないという自体になる前に、簡単に行える仕組みにすることがおすすめです。
LegalWinでは、依頼者登録時や相手方登録時に、事務所内での利益相反が疑われる登録がされると、自動的にアラートが表示されます(利益相反アラート機能)。
特別な意識や操作がなくても、システムの方から必要なことを教えてくれるというのが、専用の事件管理システムを導入するメリットです。